40代の転職に必要な勇気

 


 シャープやパナソニックなどの家電メーカーの苦戦ぶりを見ていると、自分の会社は大丈夫だろうかと思ってしまう40代の方も少なくないでしょう。実際にあるアンケート調査では転職する理由の1位は、自分が勤めている会社に対する不安です。つまりいつか潰れるのではないかという、不安感から転職するのです。

 

 ではなぜ2007年度には1019億円の最高益だったシャープが、2011年度には3600億円という巨額な赤字を出したのでしょうか。シャープに限らず日本の家電メーカーは40代や50代の従業員が多く、台湾や韓国の家電メーカーと比べると人件費のウエートが違い過ぎます。もちろんそれだけではないと思いますが家電メーカーに限らず日本の製造業は、次の3つのパターンで自然淘汰されると経営コンサルタントは指摘します。

 

 ひとつはルールの変化です。これは日本の家電メーカーに当てはまることで、シャープのように最初は性能差で勝負するというルールがいつの間にかスケールメリットで勝負する」というルールに変わっていたという例です。

 

 ふたつ目がイノベーションのジレンマです。たとえば任天堂などのゲーム業界がスマートフォンなど携帯電話の登場で、黒字から赤字へと転落した例です。

 

 三つ目は商品自体が、別の商品に置き替わる場合です。たとえば今後自動車から電気自動車へのシフトが加速すれば、自動車のエンジンや変速機関連の部品メーカーは潰れるところも出てくるかもしれません。これまでにもCDの登場でレコードが売れなくなり、携帯電話の登場でPHPやポケットベルが消えていきました。

 

 40代の方もいきなり会社の業績が悪化して会社が倒産したり、リストラされて転職を余儀なくされるかもしれません。そういった危険性は、すべての会社や企業が抱えています。

 

 昔のように会社が苦境にあれば頑張ってなんとかしようと思っても、自分が先にリストラされる時代です。リストラされる前に、転職する勇気も必要かもしれません。


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